紙面を開いて真っ先に目に入る大きな文字。皆さんもご存じ、記事の「見出し」です。おそらくほとんどの方は、見出しを読んで興味を持ったら、その記事を読み始めるでしょう。記事には様々な見出しがつけられており、見出しがない記事はありません。文字の種類やデザイン、大きさ、文字数などでニュースの価値の大小を知らせるとともに、記事の内容が一目でわかるようになっています。もっともよくみられる見出しを分解してみると、主見出しと脇見出しの2つでできています。
主見出しは、「誰々が何々をした」といったように基本的には主語と述語の関係にあり、脇見出しは、記事の内容を端的にまとめてあります。パッと見て内容が分からない見出しは「よくない」見出しです。編集部員は毎日、穴があくまで記事を読んで見出しを付けています。新聞が届いたら見出しをチェックしてみてください。もっといい見出しがある、と自分で考えてみるのも面白いかもしれませんね。