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総合メディア企業への変革を担う
広告営業、自治体事業、M&Aまで

森田海人
(2017年入社、ビジネス職)
森田海人

 かつては、紙面広告営業や新聞販売店の支援が中心だった新聞社のビジネス部門。熊日では施設運営や行政の事業受託といった新規事業が立ち上がり、活動の場が拡大しています。

 2017年に転職で入社した森田さんは、広告営業や行政の事業受託、新規事業の立ち上げなど、ビジネス部門の多くの仕事を経験されています。入社のきっかけや現在の仕事について伺いました。

ビールメーカーから新聞社へ。熊本地震が導いた転職

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学生時代はどのような就職活動をされていたのですか?
学生時代は「多くの人の生活に関わりたい」という思いで、主に食品関連を中心に就活を行っていました。そして新卒でビールメーカーに就職し、営業として名古屋で4年間勤務しました。熊日は2社目になります。
転職を考えたきっかけは何だったのでしょうか?
大きなきっかけは2016年の熊本地震です。震災直前の3月に熊本で結婚式を挙げ、その翌月に地震が起きました。当時、妻のお腹には第1子がいましたが、私は前職の勤務地である名古屋におり、交通網も麻痺していたため、すぐには熊本に帰ることができませんでした。
 家族と離れて暮らす不安の日々が続く中、妻の家族から熊日の求人情報を教えてもらいました。前職の仕事も楽しく魅力的でしたが、元々「いずれは地元である九州に帰りたい」という思いもあったため、思い切って履歴書を送りました。
熊日への入社を決めた理由を教えてください。
ビールという嗜好品を届ける仕事も面白かったですが、毎日の生活に欠かせない情報(新聞)を扱い、さらに地域で多様な事業を展開している熊日のフィールドの広さに惹かれました。

「総合メディア企業」への変革を担う

現在はどのような仕事をされていますか?
現在はイノベーション戦略室という部署に所属しています。新聞発行部数の減少や広告市場の縮小といった新聞社の大きな転換期において、従来のビジネスモデルに捉われない「総合メディア企業」への変革を進める役割を担っています。
具体的にはどのような取り組みをされているのでしょうか?
昨年グループインした映像制作会社(株式会社AREA)の技術力を強みとして活かし、これまでの「紙」という平面メディアの力に「映像」を掛け合わせています。高校総体のライブ配信や伝統ある主催事業の映像化など、新商品や広告メニューの開発に取り組んでいます。
 また、前職の経験も活かし、新聞社としては珍しいクラフトビール事業にも挑戦しています。熊本地震から10年の節目に、地元メーカーと協業し、震源地である益城町の水、南阿蘇産のホップ、被災したタンクを使用したオリジナルビールを製造しました。新聞社が発信するストーリーに多くの共感をいただき、想像以上の反響と売れ行きを記録することができました。

広告営業、自治体事業、そしてM&Aまで

入社後はどのようなキャリアを歩まれてきたのですか?
入社後の6年間は、紙面広告の提案営業を中心に行う営業部(現在のメディアビジネス部)に所属しました。アミュプラザ熊本や熊本城ホールの開業時には、変化していく熊本の街を盛り上げるため、多面的な広告や特集の展開に携わりました。また、高齢者有料住宅の情報を1冊にまとめた冊子「くまにち家族」の立ち上げも行い、この媒体は現在も多くのシニア層やそのご家族に利用されています。
その後は別の部署に異動されたのですね。
はい。その後、自治体などからの委託事業を受託・運営する地域創成部に2年間在籍しました。ここでは、菊陽町のアーバンスポーツパーク開業前のイベント運営(東京のチームとの協業)や、国際バドミントン大会「熊本マスターズジャパン」の初年度の運営に携わり、事務局メンバーとして大会を成功に導きました。
 そして2025年から、新規事業を担当する現在の部署に異動して2年目を迎えています。昨年は熊日として初めてとなるM&Aの実行チームに加わり、対象会社や士業の方々とのやり取りや実務調整を担当しました。熊本で高い映像制作技術を持つ企業にグループインしていただいたことで、熊日のビジネスの幅をさらに広げることができたと感じています。

チームで挑んだ国際大会の運営

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これまでの仕事で一番印象に残っていることを教えてください。
たくさんありますが、地域創成部時代に携わった、国際バドミントン大会「熊本マスターズジャパン」の初年度運営プロジェクトが特に強く印象に残っています。
どのような点が印象的でしたか?
国際大会という、これまで経験したことのない規模感と予算の事業でしたが、グループ会社を含む熊本の地元企業でJV(共同企業体)を組み、大手広告代理店が参加したコンペを勝ち抜いて案件を受託することができました。熊日の情報発信力や、県内の機運醸成力を評価していただけた結果でした。
 しかし、1年近くに及ぶ準備期間は、毎週のように山積する課題やトラブルに直面する日々でした。その中で「一人でできることには限界があるが、チームで相談し、役割を分担して取り組めば解決できる」という、組織で働く上で最も大切なことを学びました。
本番はいかがでしたか?
迎えた本番の6日間は、大きなトラブルもなく、18,000人を超えるお客様にご来場いただきました。世界バドミントン連盟や日本バドミントン協会などの関係者からも多くの賞賛をいただき、チーム一丸となって成し遂げた達成感は今でも忘れられません。

ある1日のスケジュール

8:00 こどもを幼稚園に送る
9:00 出勤 メールチェックや当日のスケジュール確認
10:00 提案資料作成 新規事業や協業に向けた企画書・資料を準備
11:00 部署ミーティング イノベーション戦略室定例会議で進捗共有
12:00 社員食堂でランチ
13:00 プロジェクト会議 映像プロジェクトチームのミーティング
15:00 メディアビジネス部と紙面と映像を連動させた企画について協議
16:00 事務作業。AIと新規事業アイデアについての壁打ち
17:45 こどもの幼稚園・習い事の送迎に合わせ退社
株式会社熊本日日新聞社